MANIFEST

稲田朋美衆議院議員の女性飛躍の会

稲田朋美衆議院議員の女性飛躍の会で国の政策をどう地方自治体に具体的に落としていくか。全国の議員や議員候補者と学習しています。

衆議院議員も9パーセントしかいない女性議員。
どうやれば増えていくのか
提言をさせていただきました。

孤立しない福祉の充実

何に予算を使うのか、配分はどうするのか?家庭であれば家計を握っている方が「食費はこのくらい」、「旅行にはこれくらい」などと配分するでしょう?

自治体では首長が各部局と打ち合わせをしながら前の年に次の年の予算を編成します。

流山市では子育て世帯の移住が増えたため、保育所や学童、学校整備などにことのほか予算が必要でした。まちづくりも終わっていませんから、インフラ整備にも予算がかかっています。その結果福祉の部分には予算が充分回せなかった時期もありました。インフラ整備があらかた終わりますと福祉の部分にも予算が回せるようになります。

公の仕事は民間が儲からないてを出さない部分を拾い上げることが必要であると考えます。特に声を上げにくい弱者救済は先頭を切って予算を付けるべきと考えますが、バリアフリー一つをとっても充分とはほど遠い状態です。特に誰にも相談できずに悩んでいる方々には声を上げる前に届ける福祉が必要です。使わないあなたがいけないのではなく、使えるように整備するそんな行き届いた福祉を目指します。

多様性を認める教育

次世代を繋ぐ意味でも私たち大人は子どもたちに未来は捨てたものじゃないということを伝えていく必要があると考えています。最初にであった両親と先生が信用できないと

大人を、社会を信用できないまま育っていく可能性も少なくありません。

教師になる人は自分がその子の人格形成において、大変な影響を与えていることを認識いただき、徳を積んでいただきたいと考えています。勉強だけ要領よくこなし自分のために安定した職業として教師を選んだ先生では無く、少なくとも子どもたちの導きができるようなコミュニケーション能力を持った先生を採用できるような仕組みづくりも必要です。

特に今は多様性の時代。自分の価値観に合わないからと攻撃排除するのではなく、互いが認め合い、理解しあおうという教育を千葉県にも働きかけてまいります。

幸福度を上げるための教育改革

人生60年生きてきていろいろな方にお会いしてきました。人生が辛い方と楽しい方との違いはどこにあるのか考えてみたときに、毎日の大半を過ごすことになる、何で糧を得ているかの部分と誰と人生を分かち合っているのかに左右されていることに気がつきました。毎日の仕事が自分に合っていて働く事が苦になっていない人は比較的ストレスが少なく、また、自分の悩み等を分かち合える仲間や友だち、家族などがいれば嫌なことも乗り切れるようです。

この2つを持っているかもっていないかは幸福度に影響していると考えます。

赤ちゃんの頃はみんな同じように純粋無垢であったのに周りの大人や環境、教育によって世の中を楽しいものと感じることができない小学生も少なくありません。

近隣市の連携を推進

近隣市の首長たちは盛んに都市間競争をしています。待機児童の解消のために保育士を取り合ったり、隣町から移住を促したり。私は東葛地域はもっと連携し都市間競争ではなく、都市間協力が必要であると考えています。隣の市の施設や制度を使えるような取組みを強化してまいります。

市境に位置している地域ではママ友の間でこんな会話がされているそうです。「子どもの検診に行きたいけど

近くに流山市の小児科がなくて・・・柏市の小児科でやると医療費の補助がでないのよね・・・」とか、

「里帰り出産したんだけど里帰り先の自治体のサービスは受けられないものが多いみたい」もっと連携して

子育て世代の政策はどこででも受けられるようにしてほしいとの要望があります。

「柏市の小学校が目の前にあるのにその前を通って流山市の小学校に通学しなければならないのよね」とか・・・

また高齢者の間でも「訪問介護をお願いしたいのだけど柏市の施設のほうが近いからそちらにお願いすることにしたのよ」もっと近隣市は連携して広域行政をしてもらいたいわね。

消防行政が広域連携しているように医療ももう少し広域連携してもらえると使いやすくなりますね。

特に夜間緊急の窓口はたらい回しになることが多く、広域で受けてほしいものです。

孫の夜間救急病院は柏市→松戸市→流山市→松戸市にたらい回しになりました。

日本の良さを海外に発信

流山国際交流協会に入って15年以上経ちますが、コロナになる前はたくさんの外国人をホームステイさせてきました。彼らが望んでいるのは、観光地巡りでは無く、普通の日本人の生活を体験したいということでした。

観て回るより、体験して一緒に日本文化を感じたいというところでしょうか?

そういう意味ではこの東葛地域は都内にも近く、またいろいろな体験(なし狩りやブドウ狩り、バーベキュ-)などをするに可能性を秘めた地域であると感じています。

千葉県は海も山もあり、農作物も海産物も大変美味しい県です。齋藤健衆議院議員が農林水産大臣であった時代、空の駅を成田国際空港に作って海外から日本の美味しいものを買いに来て欲しいといっていましたが、私も千葉から世界に日本の食文化を拡げていけると感じています。

世界の注目する和食に醤油は世界のキッコーマンから発信していますが、和食に欠かせないみりんについてはまだ、世界に知られていません。流山キッコーマンからみりんを世界の調味料として発信していきたいと考えています。そのためにもまずは足下を固める。東葛地域からみりんの使い方のバリエーションを広めてまいります。

歴史に基づく観光の再発信

東葛地域は醸造で栄えた野田市や松戸市、流山市などがあります。それぞれが競いあうのでなく、連携して醸造街道として発信していくことで小さな観光も大きなものとなっていきます。ドイツのロマンチック街道のように一つの町では成り立たない観光も連携することで楽しめるものとなります。本当は江戸に運んでいた木下茶船などを復活させていけたらと思っていますが、まずは、カヌークラブなどの協力を得て利根川や江戸川に船を走らせることから始めていますのでさらに市民の皆さんの力を得て普通の町を楽しめる場所として東葛地域を確立していきたいと考えています。

松野官房長官と自民党女性局の研修にて

流山市は国や県の補助金をもらって事業が成り立っている、地方交付税交付団体です。

流山市は行政改革も進んでいますから、事業は比較的早く進みます。しかし、これが

県が絡んでくると、事業の進み方は大変遅くなります。県の財政が逼迫していることもありますが、東葛地域に県の職員の目が向いていないことも指摘されています。

道路はきれいにしたが、県マターの停止線はきれいにならない道路などの不具合を

少しでも解決できるように流山市と千葉県を結んでいくとともに、自由民主党の国会議員との連携で、国の政策をいち早くキャッチして県や市の事業に反映させてまいります。

松野博一内閣官房長官は千葉県第3選挙区選出の衆議院議員です。私が千葉県の政治塾に通っていたときから講師でいらしてくださっており、公募で衆議院議員になった優秀な政治家です。

千葉県には私の流山市から選出されている、齋藤健衆議院議員などこれからの日本を担う素晴らしい政治家がいます。国の政策を作る際に地方議員である私たちの声を聴いてくださるので、私も生活に根ざした声を届けています。