02 観光資源

日本の良さを海外に発信

流山国際交流協会に入って15年以上経ちますが、コロナになる前はたくさんの外国人をホームステイさせてきました。彼らが望んでいるのは、観光地巡りでは無く、普通の日本人の生活を体験したいということでした。

観て回るより、体験して一緒に日本文化を感じたいというところでしょうか?

そういう意味ではこの東葛地域は都内にも近く、またいろいろな体験(なし狩りやブドウ狩り、バーベキュ-)などをするに可能性を秘めた地域であると感じています。

千葉県は海も山もあり、農作物も海産物も大変美味しい県です。齋藤健衆議院議員が農林水産大臣であった時代、空の駅を成田国際空港に作って海外から日本の美味しいものを買いに来て欲しいといっていましたが、私も千葉から世界に日本の食文化を拡げていけると感じています。

世界の注目する和食に醤油は世界のキッコーマンから発信していますが、和食に欠かせないみりんについてはまだ、世界に知られていません。流山キッコーマンからみりんを世界の調味料として発信していきたいと考えています。そのためにもまずは足下を固める。東葛地域からみりんの使い方のバリエーションを広めてまいります。

歴史に基づく観光の再発信

東葛地域は醸造で栄えた野田市や松戸市、流山市などがあります。それぞれが競いあうのでなく、連携して醸造街道として発信していくことで小さな観光も大きなものとなっていきます。ドイツのロマンチック街道のように一つの町では成り立たない観光も連携することで楽しめるものとなります。本当は江戸に運んでいた木下茶船などを復活させていけたらと思っていますが、まずは、カヌークラブなどの協力を得て利根川や江戸川に船を走らせることから始めていますのでさらに市民の皆さんの力を得て普通の町を楽しめる場所として東葛地域を確立していきたいと考えています。